稲村会長を偲んで

摘要

去る平成13年4月26劄元會長ほ「胃がん」のため,満90才の天壽を全うされました。心から,ご冥福をお祈りいたします。 氏は明治43年5月1日千葉県にて出生，昭和11年東京t業大學窯業科を卒業され，同年4月黒崎窯業株式會社に入獨以泉社業に専念され，昭和48年同社代表取締役副社長，昭和51年同社顧間を最後に退職されました。 在職中は數々の耐火物技術の向上，品質，生産性の向蔔に努められ，特こ「租粒子珪石れんが」の発明により，昭和32年に「紫綬褒章」に輝き，更に昭和55年には，耐火物技術協會の會長として，耐火物の開発，製造に姦力され多くの技術者，研究者を育成されました。 業界援術者のリーダ加としての活躍は大なるものがあり,鉄鋼業界の発展を下支えした功績は大であるとして，「勲四等旭日章」を授與されました。 この他にも「窯業協會賞」「通産大臣賞」も受賞れておうれます。