「持続可能な開発に関する世界首脳会議」（環境開発サミシト）とICMMトロント宣言

摘要

環境と開発の両立を冒指す持続可能な開発へ向け，本年8月26日かち9月4日まで,南アフリカ共和国のヨハネスブルグで世界180カ国の首脳と代表が出席し,地球環境問題が討議される。 この環境開発サミットは，1992年にブラジルのリオデジャネイロで開かれ,地球温暖化対策に関する国際協調体制確立の契機となった「地球サミット」かを10年の節目になることから「リオ＋10」とも呼ぼれる。 リオ·サミットでは，環境と開発の両立,すなわち,持続可能な開発が主題であったが，この10年,この主題は十分実行されなかったことから，今度の環境開発サミットでは，リオ·サミットで採択された所謂「アジェンダ21」を検証し,この実行を促す地球環境保全の行動計画をまとめる予定である。