「アジア市場経済移行国の鉱物賦存ポテンシャル評価」に関するワークショップに参加して

摘要

今回，世銀鉱業部が行った「アジア市場経済移行国の鉱物賦存ポテンシャル評価プロジェクト」は，金属鉱業事業団から出向されている内藤耕氏（マイニング·スペシャリスト）の強い働きかけによって実現したものである。 既述のようにアジア地域に対する世銀を中心とした欧米先進諸国の関心はラテン·アメリカ地域やアフリカ地域に比べて小さく，依然としてアジア地域に対する日本の果たす役割は大きい。 したがって，日本のODAあるいは民間企業の海外探鉱の対象地域として最も注力すべき地域はアジアであると考える。