小さな町の大きな恐竜，アルゼンチン，ウインクルの博物館

摘要

帰国時の機内で，客室乗務員が配っていた雑誌の表紙に恐竜の顔がありました。 筆者が手を出し，かけると，彼は，キミには無理だぜ，というような顔をして，エスパニョールと言いました。 スペイン語版だったのです。 でも，まあ，強引にもらいました（National Geographic，2003年3月号）。 偶然とは恐ろしいもので，その中にはArgentinosaurusの写其が載っていたのです。 アトランタの博物館の標本です。悔しいことに，巨大な立派な全骨格復元標本です。本物かどうかはわかりませんが。中味を確かめるべく，後日，職場の図書室にあった英語版を見ました。 む，同じ号なのに表紙が違う，中味も少し違う。 それはさておき，この長さ39m（スペイン語版による。 英語版では127フィート）の恐竜が生命を維持するのに必要な心臓の大きさ等についての米国の研究者の見解が書いてありました。