千速会長4期目へ、新副会長に數士氏が就任

摘要

鉄鋼連盟は5月29日、第88回定時総資を東京·大手町の経団連会館で開催レた。 総会では平成13年度の業務報告および収支決算が承認された。 本年度は改選期であることから、千速晃会長新日本製鉄社長）、今泉烈氏（三井物産副社長）、弘津匡啓専務理事·事務局長、中條行雄専務理事および伊勢輝一、浦野博晴、桜井治雄、鈴木孝男の各常務理事がそれぞれ再任された。また、副会長として、下妻博氏（住友金属工業社長）から數士文夫氏（川崎製法社長）への交代が承認された。 鉄鋼関連各社では、厳しさを増す内外環境の下で経営環境の構造的変化に称応し、将来にわたる確固とした収益基盤を確立するためリストラを引き続き進め、国際競争力の強化に努めている。 一方、鉄鋼連盟は、平成13年11月に実施した日本鉄鋼連盟、鋼材倶楽部、日本鉄鋼輸出組合の3団体の法人格統合こ続いて、平成14年4月からの事務所統一等を含めた完全統合により大幅を機構改革を実施し、業務効率の向上と経費削減に努めている。 こうした中にあって鉄鋼業界では、低迷した経済の回復に向けて各種提言活動を行うとともに、鉄鋼需要拡大の諸施策の研究と推進に取り組んでいる。