中国の'繊維力'―内側から見た繊維事情―第8回繊維雑感（その3）新彊と綿花

摘要

中国は新選に世界的な綿花産地を有する。 この産地は国家方針に基づいて増産を続け中国テキスタイルを支えている。 石油化学工業と綿花テキスタイルの両輪に中央アジアというマーケットが加わると、将来新彊は沿岸地域に匹敵する発展のポテンシャルを有していると言える。 新彊は綿花を使ったテキスタイルの振興を計画している。 2020年近傍には紡機800万錘、綿花ミル消費160万トンという「大産地が出現する可能性がある。