新たなRSA型リング署名方式の提案とその安全性評価

摘要

本稿は, SITA2004の予稿集に記載した内容[HN04]を、一部修正し、新たに畑したものである。 まず最初に、既存のMA型リング署名[aos02]の安全性についても価を行い、従来[AOS02]よりも高い安全性評価をり, えた。 次に、既イ川鮎A里リング署名[AOS02]を改良して新たなリング署名を構成しRandom Oracle Model[BR93]の仮定の下でその安全性評価を行った。その結果、鮎A関数の逆関数問題と等価な安全性を持つことを示した。リング署名は2001年に鮎v68t等[RST01]によって提案されたデジタル署名方式である。 これまでに様々なリング著名が紹介されてきたが、特に離散対数型のリング署名の安全性評価は離散対数問題と等価な安全性が示されている[AOS02][HS03]。 しかしながら、鮎A型のリング署名については?未だ鮎A関数の逆関数問題と等価な安全性を持つ事は?証明書れていなかった。それゆえ、十分な安全性を与えるためには、署名サイズが大きくなってしまうという問題点があった。 そこで本稿では鮎A型リング署名について、よりタイト他叫な安全性評価を与えた。それによって、署名サイズを減らす事が可能となった。