DSP市場--市場規模は約100億USドルに達する

摘要

DSP（Digital Signal Processor）とは、アナログ信号をデジタル化し、デジタル演算処理することにより、各種の変換をおこなうデバイスである。 パソコン、画像処理、通信におけるデジタル信号処理の拡大にともない、DSPは急速にその応用分野を拡大しつつある。 矢野経済研究所の調査によると、2006年におけるDSPの市場規模は、約100億USドルに達したものとみられる。 2005年が約86億USドルであったので、対前年比16％増であった。 現在、あらゆる分野において、デジタル信号処理の技術が使われている。 デジタル携帯電話、デジタル家電、自動車など、枚挙にいとまがない。