カーボンナノチューブ負戴のロジウムベースのメタノール合成触媒

摘要

一種の合成ガス制メタノールの触媒に関するもので、時にはメタノールの合成に用いられるカーボンナノチューブ負戴型ロジウムベースの触媒のことである。 多壁カーボンナノチューブMWNTs上に負戴されたロジウムとTi、Zn、Zr、Mn、Ce、Cr、Ca、Mgの金属酸化物の中から選ばれた組成からなるRh-MxOy原子族で、その中で、モル比ではRh：M＝1：（2～8）、重量比では、Rh：MWNTs＝1：（20～60）のものである。 カーボンナノチューブの貯水素性とプロトンの伝送性及び電子の特性を利用して、触媒の触媒活性は、現在工業上で使用されている同類の触媒（NC207）の1.9倍、選択性は99％に達するものである；触媒の生産と廃触媒の回収による汚染は最低のレベルで；触媒の還元と使用の温度範囲は広く（220～290 deg C）、触媒の安定性も良好なものである。