マウス脳内アミロイド斑のポジトロン断層撮影に成功！

摘要

アルツハイマー病（AD）の革新的診断手法として，ADに特徴的な神経病理像であるアミロイド斑をポジトロン断層撮影法（PET）により生体画像化する技術が熱い注目を集めている．11C－PIB（Pitts－burghcompound－B）はそのアミロイド斑画像化を目的として開発されたPET薬剤であり，近年積極的に臨床研究が展開され，AD患者脳のアミロイド斑を感度よく描出でき，AD発症前も含めた早期診断に対する有用性が示されつつある．