印旛沼開発施設緊急改築事業における揚排水機場の改築

摘要

千琴県北部に位置する印旛沼の調整池堤防，揚排水機場，疏水路等の印旛沼開発施設は，1968年皮から沼の水位を調節し，沼周辺を洪水から守るとともに，約7，400haの農業用水，京葉正業地帯へ五菜用水等を供給し，千葉県中央部の生活と産業の中核的基盤としての役割を果たしてきた。 この施設のうち，揚排水機場は老朽化による始動時の故障や運転中の突然の停止等を生じるようになり，管理で対応するにも限界となった。このため，2001年から印旛沼開発施設緊急改築事業により改築しており，本年度は完成予定である。