住友重機械工業と風力発電用コンポーネント

摘要

住友は泉屋と称し銅吹業、銅貿易、銅山業を営み、元禄4年（1691年）四国別子銅山の開抗により発展してきた。そして弊社は、1888年別子銅山の採鉱に使用される機械設備の製作·修理を担当の「工作方」として創業し、戦中·戦後の動乱を経て1952年に社名を住友機械工業株式会社に改め、さらに1969年に造船メーカであった浦賀重工業株式会社と合併し現社名である住友重機械工業株式会社となった。クレーン、産業機械、変減速機、プラスチック加工機械、建設機械、最近ではファイン、メカトロ、システム技術を中心に研究開発を進め、液晶·半導体関連製造装置、精密制御機器械等の総合重機メーカーである。また、風力エネルギーを推力にして海洋を帆走する帆船の「新日本丸」や「新海王丸」の建造、そして浮体式海洋構造物である「メガフロート」の製造·実証試験も手がけてきた。