最近の蓄電技術と鉄道車両への適用動向（1）

摘要

鉄道車両への蓄電技術の適用が進展して2000年代の揮発段階から2010年代以降は営業投入段階に入り，投入線区の数が増えて来ている．2年半前の拙稿である「鉄道車両と技術213～216号（2014年5～8月）」において，過去から現在までの蓄電搭載鉄道車両と蓄電技術について紹介と概説を行ったが，その後もさらなる進展が見られる．新たに登場した国内外の蓄電搭載車両を紹介し，蓄電媒体·蓄電装置の最新動向を概説する．