実験車両時代の思い出（2）～超電導磁気浮上式鉄道の実験車両の設計を振り返る

摘要

鉄道技術者としてはこの磁気抗力の存在は恥ずかしくて人前では公言できなかった．このため，人前では浮上式鉄道の話はしない，講演は全て断る，学会誌や鉄道雑誌での浮上式鉄道に関する執筆は実験車両の紹介以外は書かない，と自ら誓い，それを実行してきたそしてこの磁気抗力のピークを何とか回避できるシステムを見つけ出す，それを開発目標にした．