全自動柱ほぞ（小屋束）加工機が2ヵ月に1台ベースと好調!全長200mm短尺材が可能な「登り梁斜め梁単能機」も開発

摘要

木工機械製造の青山工機（青山真人社長）は、総発売元のトーアエンジニアリング（大村清司社長）との連携で、自社開発品のプレカット機「全自動柱ほぞ＜小屋束＞加工機／AH ROBO-3」型の出荷が、このところ好調に推移している。 同機は、設計情報のCADデータを加工機側のパソコンに入力すると、角材の幅や長さを自動計測し、柱を組み合わせる際に必要な"ほぞ〝を刻む3軸加工のロータリーNC制御システムを採用。その後エキスパートシステムの特許(PAT.PH9- 200441)を取得した試作1号機を4年前に開発。 愛知県のT社納人後に商品化、3年前に製品1号機を愛知県のZ社に納入して以来、初年度6台、現在まで7台という納入実績販売にこぎつけ、今春まで3度にわたる改良を施してきた全自動柱ほぞ＜小屋束＞加工機である。 今年は、住宅プレカット部材メーカーの設備更新の時期と相重なって、好調な受注に支えられている。