中国電力株式会社技術研究センダー機械·材料担当設備診断グループの研究

摘要

中国電力㈱技術研究センターは，昭和22年2月中国配電株式会社技術研究所として発足し，昭和26年5月電力再編成により中国電力株式会社技術研究所として継承，平成3年6月のMI（経営革新）の一環として現在の名称に変更された。また，平成6年9月にそれまで2カ所に点在していた研究所を統合し，現在の東広島市に新築移転した。 敷地面積は48，000m{sup}2と野球場2面分の広さを有している（図1参照）。 研究担当部署として，配電，情報通信，電気利用，新エネルギー，生物環境等10担当あり，研究員は66名で総勢87名体制である（H15年4月24日現在）。 コスト低減等の実用化研究を主体に選択と集中をもって進め，中国電力グループの頭脳集団としての役割を負っている。 機械·材料担当はマネージャー以下7名の体制で自動化·省力化，新素材適用，設備診断の3本柱で研究を行っている。