分析値自己管理会〔SELF通知表〕平成16年度：Zn,As,塩化物イオン,BODの分析結果（参加会員の分析値自己管理·診断·評価のために）

摘要

日環協のSELF委員会が平成16年度に実施した共同実験（亜鉛·ヒ素·塩化物イオン·BOD）について各分析機関より報告された〔SELF通知表〕の各分析項目についての分析結果を参考までに取りまとめた。 SELFへの参加事業所数は昭和59年度の第1回の亜鉛が123機関であったが，その後平成3年度の第27回に226機関となり，平成7年度の第43回に355機関，翌8年度の第47回には408機関と徐々に増加し，平成12年度の第63回に574機関の参加をピークとし幾分減少傾向がみられるが，ほぼ横ばい状態となっている。 これまでは，通知表を提出し，希望する機関には「分析値自己管理会·優良管理事業所」のプラスチック製の標識を配布していたが，今後はA 4版の表彰状形式に変更させていただくこととした。平成16年度の配布試料数についてみると，第79回は553セット，第80回は555セット，第81回は561セット，第82回は560セットで，4回全てに参加した機関は505機関であった。 これらの配布試料に対して，結果の報告があった機関は各回とも約360機関，ち回答率は約65％であった。 しかし，必ず報告しなくても，各機関において有効な利用を図っていただければいいし，またそうした利用をしていただくことを期待している。