農業機械導入·利用の基本指針：農林水産省「平成19年農業技術の基本指針」から－安全·低コスト·環境を重視

摘要

農林水産省が農政の重要課題に即した技術的対応について，基本的考え方及び営農類型別などに特に留意すべき事項，また，今後，農業の発展に資すると期待される新技術についてとりまとめた「平成19年農業技術の基本指針」を作成，4月末に都道府県や関係団体に通知した。都道府県等が農業技術関連施策の企画，立案，実施等に当たって参考にすることを期待している。 以下に農業機械の導入·利用に関する記述を紹介するが，全文（A4判約60頁）はホームページ(http://kanbou.maff.go.jp/www/gichou/)で閲覧できる。 新技術は不耕起汎用播種機／大豆の安定多収生産「300A技術」／超低コスト耐候性ハウス／稲醗酵粗飼料を全期間給与した肉用牛肥育／イノシシ，サルの侵入防止効果の高い防護柵が取り上げられている。