場所がない？お金がない？大丈夫、で:>かい鯉は育ちます!

摘要

イチゴゃ玉ネギの生産農家である山田さん。以前は会社勤めの傍ら実家の農作業を手伝っていたが、昨年春、勤続30年を機に退職し、専業農家として実家を継いだ。そんな山田さんのほ-さ前には当然のようにビニールハウスがあるが、中で育つのはイチゴでも玉ネギでもない。そこには、3つの錦鯉飼育池が収まっている。この農業用ビニールハウス、思いのほか錦鯉飼育に適している部分があるようだ。主力の生産品であるィチゴの栽培は、ハウス内の温度管理がキモ。そのためハウスにはいろいろな仕掛けがあり、それが錦鯉飼育にも役立っている。まず、ハウスの天井と裾部分のビ二ールは二重になっていて、支柱に取り付けられたハンドルを回すことで簡単に巻き上げが可能。季節や時間帯によって調整しているという。「例えば、冬は1枚だけだと水温がsでを切ってしまうんですが、二重にすることで15 deg Cでぐらいまで上がります」と山田さん。これは外側のビ二ールで冷気を遮断し、内側のビニ—ルが室内の温度を保つという働きによるもの。その結果、暖房を使わなくても年間を通しての給餌が可能になった。