政府がTPP閼連法案を閣議決定、国会提出国内承認に向け4月から本格審議開始へ

摘要

政府は3月8曰の閣議で、TPP協定の承認案と協定発効に向け た国内関連法の改正法案を閣議決定し、同日中に国会へ提出した。 閣議決定した関連法は、農林水産物の関税引き下げ、撤廃水準な どを規定する関税暫定措置法の改正をはじめとする合計11本。 国会は3月中に衆院にTPP特別委員会を設置し、4月から審議を開始する見通しで、関連法の改正案に関する審議と一体で、協定 承認案を議論し日本のTPP協定参加の可否を議論する。政府は両 案について今国会での成立、承認を目指しており、協定発効に向 けた日本国内の議論がいよいよ本格化する。