技術の裏付け、資金繰りの確保を見通した計画を目標値と実現までの点検作業を丁寧に繰り返す

摘要

確かに、営農計画は"1年間、、の農業経営 計画である。しかし、営農を積み重ねてい くためには、「フロー」г一定期間、、に生み 出された利益または損失）と、「ストック」 にある時点、、での、それまでに生み出され た資産）の双方の視点から、定期的に点検 して作成することが求められる。乱暴な言い方だが、多くの生産者にとつ て、フローは年末の営農収支（営農貸越シ ステムの収支。北海道ではクミカン収支）、 ストックは決算ゃ税申告などの際に作成、 添付する貸借対照表やその基礎となる減価 償却費、育成費用の計算基礎資料などで確 認するものと推察する。これらの内容をも う一段、掘り下げて丁寧に点検（分析）する ことから営農計画を考えることが現実的な 方法と考える。