米韓FTA'以上'をTPPに求めるアメリカ

摘要

TPPで最大の焦点となるのは、交渉参加9 力同の中でも日本にとつて最大の交渉相手国 となるァメリカがこの協定でどのような貿 易、経済秩序を志向するのか一その思惑にあ る。日本は交渉参加の可否を左右する「事前 協議」の過程も含め、アメリカからさまざま な要求を突きつけられるのは不可避だが、そ れらの過程を通じてァメリカの思惑を探る上 で、米韓FTAの内容が重要な参考になるとの 兄方が有識者にも根強い。与党有志「TPPを慎重に考える会」（会長= 山田正彦前農相）では、米韓FTAの実態につ いて識者からのヒアリングを続けている。昨年12月9日までの会合で、立教大学経済学部 の郭洋春教授カ咪韓FTAの不平等性、、に強い 警鐘を鳴らしていることには、特に大な関 心を払う必要がありそうだ。