雌雄選別済み受精卵保存法と受胎率現場で利用しゃすt 、技術を目指して

摘要

酪農の現場では乳用牛の遺伝的改良、後継牛の確保を目的に受精卵移植が行わ れてきました力、産子の半数力5雄という こともあり、雌雄選別技術への期待が高 まってきました。岐阜県では1996年度から受精卵の雌 雄選別技術に取り組んできました。雌雄 選別済み受精卵は雌雄選別に必要な細胞 を採取するために、受精卵の一部をマイ クロマニピュレークに取り付けた金属刃 で切断(バイオプシー)します。このため受 精卵は損傷を受け、透明帯がない状態に なります。この損傷も修復培養方法が確 立されてからは、3-5時間程度培養す ることでかなり修復し、雌雄選別済み受 精卵の新鮮卵移植の受胎率は何も操作を しない通常受精卵の新鮮卵移植の受胎率 と同程度となってきました。