課題を見つけ解決方法を考える習慣を身に付けたハ酪農の基礎をしつかり学ぼう

摘要

別海高校が位置する根室管内別海町は、北海道東部にあり、乳牛飼養頭数10万8298頭、生乳出荷額419億0800万円(2009年)と、市町村別で全国1位を誇る酪農と漁業が基幹産業の町です。本校は、酪農経営科1間口と普通科3間口、さらに高校を卒業した生徒を対象とした農業特別専攻科1間口の併置校で、現在、生徒.学生合わせて375人が在校、およそ9割が町内出身者です。07年度には、新たに全日制課程酪農経営科がスタートし09年、完成年度を迎えました。学校施設は、野菜畑、ガラス温室、ビニールハウス、乳加ェ室があり、野菜.草花生産、アイスクリーやョーグルトの製造実習を行っています。酪農が盛んな地域であることから、酪農に関する実習は、地域の施設を活用しており(表、写真1)、最新の知識や酪農情勢に触れながら学ぶことができるのが特徴です。