Double-antibody Radioimmunoassay (RIA2抗体法)測定で求めたEPO濃度からの Epoetin Beta Pegol (MIRCERA~E)濃度の推定

摘要

エポェチンベータぺゴル（遺伝子組換え）はェ ポェチンベータにメトキシポリエチレンダリコ一ル(methoxy polyethylene glycol, mPEG)をアミド結 合させた分子量約60kDaの赤血球造血刺激因子製 剤(erythropoiesis stimulating agent, ESA)である。 日本人の透析患者(血液透析および腹膜透析患者） および保存期慢性腎臓病患者にミルセラを単回静脈 内投与および単回皮下投与した際の，血清中ミルセ ラ濃度の半減期(t_(1/2))は140~208時間であり， ェポェチンアルファの6.8および19.4時間，ェポ ェチンベータの8.8および24.2時間，ダルべポェ チンアルファの25.3および48.8時間にくらべて 著明に延長していることが確認された。