責任追及社会と真理究明社会アンカンクスを克服する

摘要

先日、スタンフォード大学石井教授が主催する円卓会議に参加した。 同教授が運営している機械工学科設計工学部門の生産技術研究所とつながりを持ちながら、設計工学に造詣が深い人々が毎年招待されて発表したり、意見を交換したりする。 いくつかの発表の中で、ボーイング社、グレン·ハヴスコルド博士のスライドに興味深いものがあったので紹介しよう。 まずは、航空機エンジンを新しく開発するときのコストについて、図1のように分析されている。 これは、『こうだろう』という科学者の予想ではなく、過去の開発実績に基づくグラフである。