ベテラン運転者の行動と事故

摘要

車の運転はスポーツと違って、運動神経や体力が勝負ではない。 免許取得直後の若者の事故が一番多く、40歳になるころまで事故は減少を続け、それ以降は増加してはいくものの、そのスピードはゆるやかだ。 65歳以上の高齢者になると、心身の老化や健康の悪化が見られる人から順に、事故の危険性が高まってくるが、多くの高齢者は依然として安全運転を続けていく。 したがって、事故統計から見ると、普通に働いている健康な中高年の事故は少ない。