就業形態の多様化と産業保健スタッフの役割

摘要

近年の急速な産業構造の変化と働く人々の就業意識の多様化により、派遣社員、契約社員、パートタイム労働者、嘱託社員など、いわゆる非正規社員の割合が増えている。 正規·終身雇用を前提とした多くの日本企業の労務管理のありかたは、このような就業形態の変化により、さまざまな見直しを求められているであろう。