機械の安全化の現状と改正機械包括安全指針のポイント

摘要

機械による労働災害（休業4日以上）は年間35,700件で、災害総数の実に3割を占めている。 労働現場で使用されるさまざまな機械のうち、労働災害が多発しているものは、食品加工用機械等の一般動力機械8,000件、プレス機械等の金属加工用機械4,200件、丸鋸盤等の木工機械3,500件、動力クレーン等2,500件、建設機械2,000件、動力運搬機（フォークリフト2,500件、コンベヤー1,400件）等となっている（以上、2006年厚生労働省統計）。