ノキアシーメンスネットワークスのSDRベースLTE基地局

摘要

近年のモバイルブロードバンドネットワークにおいては、スマートフォンの増大、IJEの導入などをきっかけにデータトラフィックが爆発的に増加している。その対応をするための通信オペレータの投資、運用コストも増大しており、その削減が大きな課題となっている。ノキアシーメンスネットワークスは、小型、低消費電力の基地局をSDR（Software defined Radio；ソフトウェア無線）ベースとすることにより、共通のプラットフォームでGSM、WCDMA、LTEといった複数の無線方式に対応させることを可能とし、課題を解決している。本講演では、世界の移動通信事業動向を紹介すると共に、ノキアシーメンスネットワークスのSDRベースLTE基地局の紹介を行う。