一様流下におけるホソメコンブ配偶体の生長と流速の関係

摘要

北海道南西部日本海沿岸では，ホソメコンブLaminariareligiosa （以下“コンプ　と略す）がウニ.アワビ類の餌料海藻として増殖の対象種となっている。その他に，食用としての需要が高まり，養殖用種苗を大量.安定供給する要望が高まっている。コンプ類の配偶体は，通常，長期保存や大量培養が可能であり，好適な培養条件を求めることは，種苗の大量.安定供給を目的とした技術開発の重要な要素となる。