CO_2冷媒ヒー卜ポンプ加熱装置による高効率で環境に優しい木材乾燥システム

摘要

現在、国の施策として木材自給率を高めようとしています。国内の木材需要は紙パルプと木製品に大別されます。木製品は国民の木造住宅指向に支えられて、主に住宅用材として利用されています。住宅は、住まう人たちの安全、健康及び財産等を守るためにあるものと考えられます。国民の安全安心指向の流れに沿って、「針葉樹の構造用製材の日本農林規格」は、建築物の構造耐カ上主要な部分に使用する針葉樹製材品を対象に品質を示すようになつています。この品質基準は強度、寸法そして乾燥度合いを示す含水率等です。強度や寸法は含水率に依存されるため乾燥処理は重要な加工工程です。