SMでの淡水魚商材の販売状況とこれからの展開

摘要

表は平成24年度の水産白書から転載したものである。直近の状況とは若干差異があるかもしれないが、傾向を把握し判断するためには十分な資料である。それによると今回のテーマである淡水魚の生産量と生産額は22年対21年ではそれぞれマイナス4%、マイナス6 . 4%と大幅に落ち込んだほか、内水面養殖業に限ってみてもマイナス3.7%とマイナス3.4%とやはり落ち込んでいる。ただし単品別に見ると、漁業のシジミと養殖魚のコィだけが生産量、生産額ともに伸びているのは特筆に値する。それ以外の魚種は軒並み生産量が落ち込んでいてァュだけが生産額7%と上回つている。れらの数字から判断すると淡水魚の将来は本当に厳しいと言わざるを得ない。6月1日のァュ解禁(一部の地域では前後する)をはじめとして、二ジマス、コィ、イワナ、ャマメなどいわゆる夏魚が売れ始める。ゥナギも夏魚の1つであり、最大の生産量と生産額を誇るが、皆さんが御承知の通り相場が高騰しているため、7月の1力月しか売れない予想が強い。