(有)宜野座養殖場

摘要

本誌2016年8.10月号で解説した通り、長寿の象徴として縁起の良い商材であるクルマエビは正月や結婚式といった行事や慶事と関わりが深く、市場価値が高い物の1つとなっている。沖緙県におけるクルマェビ養殖の歴史を紐解いてみると、養殖が始まったのは1971年ごろ。本土からおよそ10年遅れでスタートした。もともと沖禅近海に天然クルマエビは生息しておらず、当初は県外から親ェビゃ種苗を購入していたが、完全養殖による県産種苗の生産.供給が開始すると沖槻県のクルマエビ養殖は拡大。2004年以降は生産量、生産額ともに全国一を維持し、国内最大のクルマエビ産地となっている。