国内自動車生産1,000万大台割れ新設住宅着工戸数100戸水準に

摘要

08年度のアルミ圧延品総需要は前年比14．6％減の357万7918トン（日本アルミニウム協会まとめ）と6年ぶりに400万トン台を割り込んだ．この背景には，新築着工戸数の大幅減少の影響で需要の低迷が長期化したこと，土木建築が前年比10％減も落ち込んだこと，世界同時不況の影響で08年秋以降自動車生産が急減したことなどから，全体の4割を占める輸送が減少に転じたことがある?この結果，内需は同比4．7％に減少した．一方輸出は伸び悩み同比1．1％の増に終わった．