景気低迷で販売減続く、二次流通業は一段と厳しい局面に!与信管理と価格維持が最優先課題

摘要

09年度の普通鋼鋼材の受注量は，前年度比1.2％増の6835万トンとなり，2年ぶりにプラスに転じた．しかしながら国内受注量をみると，同比14.3％減の4069万7000トンと大幅減少を記録．輸出向け需要回復で底割れは回避されたものの内需低迷の深刻さがより鮮明になった格好．内需のうち建設用は同比16.6％減の984万5000トンと1000万トンを割り込んだ．公共工事の縮減に加えマンションなどの販売不振が響いた結果である．