内需低迷も外需の好調で回復傾向強める建機業界--海外生産·販売の強化拡充がメーカー共通の事業戦略の柱

摘要

日本建設横根工業会がまとめた2009年度の建設横根出荷金額の総合計は，1兆2622億円で前年度比42．6％の大幅減となった．このうち内需は，4576億円で同比33．7％の減少外需は8046億円，同比46．6％の減少となり，この結果，08年度に引き続き内需，外需，総合計ともに2年連続の大幅減となっている. 機種別にみると，全体では全10機種と補給部品すべてが減少した．内需では，トンネル機械（同比20，7％増加）の1機種のみ増加したものの，その他は油圧ショベル同比49．6％減，ミニショベル同比37．0％減，トラクタ同比27．1％減，建設用クレーン同比44.6％減, 道路横械同比22．4％減, コンクリート機械同比12．6％減, 基礎機械同比17．6％減, 油圧ブレーカ圧砕機同比45．9％減, その他建設機械同比33．4％減と9機種がそれぞれ大幅に減少している．