第10回JES（日本人間工学会）／ESK（大韓人間工学会）ジョイントシンポジウムー韓国·水原－

摘要

JES（日本人間工学会）／ESK（大韓人間工学会）ジョイントシンポジウムは、2007年5月24日から26日までの3日間にわたって韓国錆の麗遠大学にて開催された。 日本からは日本人間工学会の斉藤進会長をはじめ、十数名の会員が参加した。 今年のJES／ESKジョイントシンポジウムは10周年記念行事として盛大に行われ、故秋田宗平先生の多大な貢献が高く評価されるなど、JESにとっても有意義な企画であったと思う。 開催地であった水原はソウルから約1時間位離れているところで、日本でもよく知られている Samsung Electronics Co., 1997年に世界文化遺産に登録された水原草城、近所に韓国の昔ながらの生活様式や伝統文化を紹介する観光名所である韓国民俗村などもあり、近代文化と伝統文化が調和されている美しいところである。 また水原は韓国でもカルビが有名なところであり、李氏朝鮮時代には王様にカルビを献上したと言われている。 私も滞在中に通りの片側半分がすべてかレビ屋である通りを見かけた。 今回日本側から参加した会員にとっても研究発表と共に美しい観光名所と美味しいカルビで目とロを楽しませる絶好のチャンスであったに違いない。 学会会場である慶照大学は韓国では最も美しいキャンパスとして知られている所である。 その名声にふさわしく大学の校門はまるで博物館の入り口のように素晒しい彫刻で飾られていて圧倒された。