好中球の分子イッチとしのLy49Q

摘要

炎症反応は，自己免疫疾患をはじ め．アレルギーや糖尿病など，多くの疾患で病態に大きな影響を与え る． 炎症は，好中球のすみやかな組織浸酒から始まるが，その特a的とも言える速い細胞遊走では，他の細胞にない, 好中球特有の性質が知られている~(1)). 今回筆者らは，好中球において. Ly49QがMHCクラスIと共同してラフトを制御することによって分子スイッチとして機能し， その遊走を制御していることを報告した~(2)).