有明海河口域仔稚魚相の河川間の比羅

摘要

2004年7日，有明海湾奥部の六角川河口めて訪れたとき，私はトの前の風景に度肝を抜かれた。 そこには広大な干潟城が広がり，河口域に拔を向けると，激しい上げ潮流により川は逆流し，ミルクコーヒー色の高濁度水塊が発達していたのである。 地元の方々には見慣れた風景であろうが，それまで有明海について全くの無知であった私にとっては衝撃的であり，その中で潜らす瑚勿，将に魚類に対する好奇心に胸が躍った。