ィセェビの生活史109-個體群の形成，維持ぉょび更新（32）

摘要

7　 個体群の形成，維持及び更新7－4　 イセエビ栃の個体群動態7－4－7パプアニューギニアおよびトーレス海峡のイセエビ類2）ニシキュビ助一肌肋Ⅵ∫?〃紬肌用の長距離移助と産卵イセエビ類の未成体?成体（底生期個体）の移動に関しては，すでにこれまでの連戦の「カリブイセエビP拙J肋′∫の官IJ∫の長距離移動」（本誌vol.25－no.4）において一応の整理をしておいた。そこでは，移動を（1）同じ個体または同じ生活史内で完結する移動と，（2）複数の生活史にわたって完結する移軌の2つに分け，それぞれの中で移動を（a）ET間移動diu一?nal／nocturnal／dailymigration，（b）季節移動seasonalmigration，（c）体発生的移動OntOgeneticmiglTatiionの3つに分類している。 ここで問題としているニシキュビの移動は滴年決まった季節に，集団として一斉に生起する長沌離移動long－distance，maSSmigrationであり，またこの移動は産卵場へ向かう産卵前移動pre－SPaWningmigratiollである。 後に詳しく言及するが，300～500kmにわたる距離を移動して到着した最終日的他の産卵場で産卵を終えたニシキュビは，そこで寿命を終えるので，この長距離移動は往復移動ではなく，往路のみの移動である。その意味では，上記の「1－b　 季節移動」に分類される移動である。