〔コラム〕魚影進運－魚に発信機をつけて

摘要

2007年6月の中旬，ノルウェ－自然研究所（Norwegian Institutefbr Nature Research）で2年目の研究留学生括をはじめてすぐのころに，同研究所のNasje博士から嬉しい電話があった。 「北極圏のフィヨルドでタイセイヨウサケSalmo salarを追いかけるから，ヒロも参加しないか。 詳しくは，会って話そう」とのことだった。 「喜んで参加する」とだけ伝えて受話器を置いた。