FRCプラズマの電流駆動用高周波インバーター電源の開発

摘要

高い平均ベータ値を持つFRC（Field Reve，Sed Configuration）プラズマは核融合エネルギー轟電の炉心プラズマとして将来性を期待されているが，配位持続時間の短さが問題とされている1）oFRCプラズマにおいてほ，配位の維持に関する研究はまだまギ始まったばかりであり，炉心プラズマとして存続しうるには必須の課題である。 ポロイダル磁場からのみ構成されるFRCプラズマはその内邸を流れるトロイダル電流により自らの磁場酷使が保持されている。このトロイダル電流が流れている平面内にて．回転する磁界を印加することにより電流駆動を行えることが実験的に実証されつつあるZ，3）0この回転磁界の周波数を，イオンのサイクロトロン周波数よりも高く，電子のサイクロトロン周波数よりも低く設定することにより，回転磁界に対してイオンはスリップするが電子は追従する。この時，回転磁界の印加によって電子によるトロイダル方向への電流駆動が可能となる4）。 この新しい電流駆動方法を大阪大学のFRC痕置であるFIX（FRCInject￣ioneXperihlent）装置5）にて捏用L，空間的に局所的な駆動実験を試み，その電流分布の平衡横和に関する研兎を行うことを考えている。