光音響顕微鏡ならびに映像法とその生物および医学への応用

摘要

A．G．Bellによる光音響効果の発見と1970年代以降のレーザーの発明によるその再発見以来，光音響法1－8）の偉大の応用の一つとして考えられるものに光音響顕微鏡9－1りがある．光音響顕徴錬の偉大の特徴は試料の表面および内部の光学的性質，熱的性質，弾性的性質のすべてに関わる帝ができる点であろう．また光によって発生した熱が，光が内部まで到述できない固体試料内部にまで拡散，浸透し得る串を利用しているため，構造物や部品内部の非破壊検査などの不可視試料への応用も考えられている．