シロみローバリビングマルチ下における施他がスイートコ一ンの生育·収量·品質に及ぼす影響

摘要

著者らは，シロクローバいVc）リビングマルチを利用することで，スイ柵トコーン（Sc）の無除輩剤栽培が可能であることを明らかにしてきた。 しかし，Wcリビングマルチ下のSc栽培における施肥についてはいまだ解明されていない。 そこで，Wcリビングマルチ圃場において．Wcの過剰な再生を．生じず，かつScの正常な生育を確保できる合理的な施肥竜の検討を行った。 試験区は，施肥標準塵を10a当たりN，P，Kとも17kgにし，リビングマルチ随順への捌巴を最少肥（それぞれ111くg），少肥（それぞれ14kg），櫻準，多肥（それぞれ20kg）として実施した。 さらに，リビングマルチをせずに無マルチとし，施肥屋を標準と少肥（それぞれ14kg）にする試験区を設けた。 その結果軋細マルチ区内では少肥区の雌穂生東が標準区よりも劣った。リビングマルチ区内では，Scの地上部乾物垂で多肥区よりも少肥区で優っていたが，Scの11旭には差異は認められなかった。 リビングマルチ区は細マルチ区と比校して，Scの単向，葉色値，雌植生重で若干優る傾向を示し，特に雌植民雌穂生蚕でより高い値巷示した。 しかし，先端不稔の割合や糖度にほ差異は見られなかった。 ScのWcリビングマルチ栽培では，Scの個体数は施肥量に関係なく無マルチよりも劣ったものの，施肥機準魔の約6割の最少肥条件で，慣行栽培並みに充実して品質の高いSc雌穂が形成された。 これにより，WcリビングマルチによるSc栽培では低化学肥料栽培が可能であると判断された。