宇田研究集会サテライト会議，史部長安（西安）にて開催

摘要

本年7月23日から25日の3日間，COSPAR Colloquium：Mutagenic consequences of the space environmentが中国西安で開かれた。 中国には今までに行く機会が無かったが，歴史の都長安として有名なこの都市で開かれる会議に是非出席しようと思い，北京での親会議は行かずに，サテライト会議のみに参加した。 出発2週間前になって上梅の復且大学（Fudan University）のProfessor Shaoから急に誘いがあり，彼のところに事前に2日間滞在することにした。 Shao教授は数年前に私どもの研究室に2年程滞在した後イギリスのグレイ研究所にて研礫し，2年弱で中国の教授に抜擢された優秀な若手放射線生物学着である。 彼の所属するInstituteof Radiation Medicineは漠字で放射医学研究所と書き，省略して放医研となるため，同じ放医研に所属する私としてはかなり親近感をもつ人物である。 初めて知ったことであるが，その研究所は3人の教授しか居らザ，その内の2人がShao教授とやはり千葉の放医研から半年前に赴任した卓教授である。