好きて物の上手なれ～研究者の夢を追うあなたへ～

摘要

風光明婿な広西壮族自治区の小さな町に，実家の長女として誕生．高校までは地元の学校に通い，よく学び，よく遊ぶ　 北京大学の生物学郡へ進学，中国では珍しい自由な学風の中で4年間を過ごす　 卒論で植物生態学が面白いと思い始め，修士課程（中国科学院植物研究所）への進学を決心　 砂漠植物の耐乾性に関する植物生理生態学的研究を修論のテーマに，日本の国立環境研究所へ短期訪問の機会に悪まれ，それが日本へ留学のきっかけになった　 岐阜大学博士号を取得後．ボスドク（岐阜大学），助手（筑波大学）など期限付きの研究職につき．日本での研究方向を定めつつ，内モンコル葦原や北極へのフィールド調査にも参加し，研究者として貫く姿勢を鍛える．一昨年，来日して12年目でパーマネントの研究職に就くことができ，現在，温暖化をはじめとする環境変動が農耕地生態系の物質循環機能に及ぼす影響に関する研究を展開中.