科学の祭典旭川大会とSPP事業との接点

摘要

青少年のための「科学の祭典旭川大会」を，SPP（サイエンスいパ、－トナーシソプ"プログラム）事業の主旨である児童生徒の科学技朴?理科に関する興味瀾心と知的探求心を高める「場」としての括用をはかった。高校生が小中学生に実験工作の指導や演示実験を行う方式により，高校生は実験内容を理解するだけでなく，小中学生にわかりやすく説明する工夫を求められる。 このため，高校生は課題意識をもって大学生や大学院生より指導を受け，問題解決的な学習を通して，実感を伴った理解が出来ると考えた。 大学の人材卜設備等を，異年齢集団が集う科学館で，科学技術牒科教育に活用する方法を模索した。 すなわち，①科学館に寄りつかない高校生を中心に，②SPP事業（教育連携）で高校生に講義と実験を行い，③その成果を科学の祭典に生かす，というものである。