総合化学大手五社、四－六月期、大幅な増収増益石化部門立ち直る、エレクトロニクス材料が好調

摘要

総合化学大手五社の〇一〇年四－六月期決算は、石化部門の回復が鮮明化したことや、液晶分野を中心としたエレクトロニクス材料の出荷が好調に推移し、全社で大幅な増収増益となった。本業のもうけを示す営業利益を見ると、前年同期は住友化学のみが僅かながら水面上に出ている状態だったが、今期は声社全てが黒字を確保。