理研と住友化学、研究開発のための戦略的連携協定締結

摘要

理化学研究所と住友化学は十八日、次世代分野における研究成果をより早期に創出するため、「研究開発のための連携に関する協定書」　を締結する、と発表した。理化学研究所は、物理学、工学、化学、生物学、生命科学など幅広い分野で先端の基礎研究課題に取り組んでいる。また、産業界のニーズを重視した連携活動を行う社会知創成事業に取り組み、知識や技術を効率良く移転する「バトンゾーン制度」（理研の基礎研究所がもつバトン（理研知）を企業の研究者に引き渡し、その後の企業による研究開発を加速して、イノベーションの社会への導入を速やかに行う事を目的とした理研独自の産学連携制度）のもと、産業界との戦略的共同研究を推進している。